2018年2月4日金剛葛城山下1周駅伝大会

2018年2月4日(日)に第71回金剛葛城山下1周駅伝大会があり、チーム天極堂も参加いたしました。

今回はスタッフAさんが動画にまとめてくれたので、そちらでお届けいたします!

『チーム天極堂の活躍☆』

どうですか?

今年は久しぶりにたすきをつなぐことができました!!!

来年、またチャレンジしたいと思いますので、皆様の熱い声援、よろしくお願いいたします!
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2018年2月1日 日帰り社員研修旅行で大阪へ行きました!

2018年2月1日 日帰り社員研修旅行で大阪へ行きました!

まず始めに向かったのは大阪府八尾市にある大阪糖菓(株)様。

20180201コンペイトウ王国

まずはイメージキャラクター『ペートくん』がお出迎え。

すごくがんばって作られたペートくん。
話しかけると答えてくれるパターンです(笑)

20180201ペートくん

最初にコンペイトウのお話。
コンペイトウってただの砂糖の固まりだと思っている方はいませんか?
実は砂糖の結晶に少しづつ蜜をかけながら大きくしていくという製法で、
一般的な大きさになるまで14日もかかるのだそうです。

天極堂の吉野晒しと同じくらい、手間と時間がかかっていたのですね☆

20180201金平糖ができるまで

最終段階で色の液と味(香り)の液をかけることで色々なパターンのコンペイトウに仕上がります。

20180201色々な金平糖

たくさん試食をさせていただきました。

20180201色々な金平糖2

一番おいしかったのは、ブルーベリーの果汁を使ったコンペイトウ。

20180201金平糖(ブルーベリー)

砂糖の結晶ではなく『塩』の結晶から始めたものが、この『塩味』
ブルーベリーに比べてかなり小粒です。

20180201金平糖(塩)

他に、おもしろさを追求した『マツタケ』なんかもありましたよ。

続いて工場見学。
実際に中をのぞかせていただきました。
今は冬だからよいものの、夏は大変暑くなるそうです。
(撮影禁止なので写真はありません。)

そしていよいよ、コンペイトウ作り体験!

20180201金平糖手作り体験1

最後の仕上げ作業、色と香りをつける工程を体験できます。

自分たちで好きに決められるので、
オレンジ色でメロン味とか、水色でピーチ味なんかにしてみると面白いそうです。

20180201金平糖手作り体験

出来たコンペイトウはというと、
『ピンク色のソーダ味』

2グループに分かれての体験だったのですが、なんとどちらのグループも同じ色と香りの組み合わせを選ぶというミラクル。

面白みには書けましたが、『仲が良い』ということでしょうか。

コンペイトウではなく『カルメラ』を作って試食するという体験もあるそうです。
(時間がかかりすぎるので、私たちは試食のみです。)

20180201カラメル製造見学

最後の振り返りも終わったころ、さあ、帰ろうかというタイミングで登場したのが『王様』です!!!!!

20180201王様

おもむろに手品を始め、コンペイトウの素晴らしさを語った後、素晴らしい『コンペイトウの歌』まで披露してくれました(笑)

20180201金平糖集合写真

お腹を抱えて笑いまくった、とても楽しいひとときでした。
王様のおかげで、みんなのお買物もいつもより2割増しだったのではないでしょうか。

私は子供たちのために、コンペイトウではなく『90分もつ飴』を購入。
(とっても固いらしいので、マツコさんの番組のジャイアンさん、噛み砕けるか試してほしいなと思いました。)

とっても楽しいコンペイトウ王国を後にして、向かった先は『迎賓館』

20180201迎賓館正面

大阪城西の丸広場にある大阪迎賓館は、1995年のAPEC首脳会議場として使われたそう。

迎えに来てくださった女性スタッフ、担当の男性スタッフ、会場のサービススタッフ、全員がきびきびと動き、とてもVIPな気分を味わうことができました。

サービスというのはこういうことをいうのだなと思いました。

20180201ランチタイムスタート

さて、社長による乾杯のあいさつが終わり、いよいよランチタイムスタート。

20180201前菜

前菜は松花堂仕立て。
左上の白胡麻のブラマンジェがふわふわ食感ですごくおいしい!

20180201鯛

鯛もどうやったらこうなるのかわからないくらい柔らかく、塩味をきかせたバターソースとよく合いました。

20180201ポーク

肉料理のメインはローストポーク。
豚肉がこんなにおいしくいただけるなんて、すごいですよね。

20180201デザート

デザートはほうじ茶のブリュレとフルーツ。
オレンジのムースもふわっふわでした。

コンペイトウ王国では、とてつもなく面白い下町の大阪の意気込みを見せていただき、
迎賓館では最上級のおもてなしを体験し、
本当に学びの多い一日でした。

20180201大阪城

帰りのバスはカラオケ大会で大盛り上がりしたわけですが、こんなに楽しい社員旅行は今まで体験しなかったかも。

二人の幹事さん、本当にお疲れ様でした。

天極堂の研修旅行にご協賛いただきました関係各社様、本当にありがとうございました。

ここでの学びを未来に活かし、よりよい天極堂にしてまいりたいと思います。
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2018年1月5日、新年会をしました。

2018年1月5日、新年会をしました。

20170105社長挨拶

まずは社長のあいさつ。

20170105乾杯1

乾杯!

20170105乾杯2

毎年恒例のじゃんけん大会。

20170105じゃんけん大会

今年も大いに盛り上がらせていただきました。

4月に入った新入社員も、あと数カ月で『先輩』社員になるのですね。
すっかり天極堂の一員となり、どうどうとした様子で自然な笑顔のあいさつをしてくれました。

20170105新入社員

幹事の皆様、お疲れ様でした。
おかげで、楽しいひとときを過ごすことができました。

20170105幹事

次回は2月の研修旅行。
よろしくお願いします!!!


私たちがこのようなひとときを過ごすことができるのも、お客様、仕入れ先様、仲間たちがあってのことです。

今年も感謝の気持ちを忘れずに、精一杯前に進んでゆきたいと思います。

天極堂を引き続きご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
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2017年12月9日『ランチ忘年会』開催

2017年12月9日(土)に飛鳥彩瑠璃の丘天極堂テラスで『ランチ忘年会』が開催されました。

今回はスタッフとしてではなく、子どもたちを連れて客として参加いたしました。

子供たちはまず、入口にある大きなツリーで記念写真。

20171209川本子どもツリーの前で

子供たちもですが、クリスマスムードでなんだかワクワクしました。

席に着くと、一人一人の名前を書いたウエルカムレターが!

ひらがなが読めるようになった子供たちも大喜びですが、私もとっても嬉しい気持ちになりました。

20171209ウエルカムレター

ツリーの形も手作りで、心を込めて作ってくれたことがよくわかりました。

ちなみに、私がこのイベントを申し込んだのは当日の朝です。

確か2席だけ空いていると言っていたなと思い、申し込んでみたらOKのお返事をいただきました。

そんな駆け込みの申し込みにも気配りをしていただいて、本当に嬉しかったです。


そして、お料理。

急な申し込みにもかかわらず、子供用のメニューまで用意していただきました。

20171209お子様メニュー

パスタは葛うどんが使ってありました。

子どもメニューにもちゃんと葛が使われていて、でも子供の喜ぶメニューになっていて、すごいです!

20171209葛のカニクリームコロッケ

大人用は『葛のレシピコンテスト』で金賞になった『葛のカニクリームコロッケ』

とろーりホワイトソース。これが葛なんですね。

それから、葛うどんのパスタ。

20171209パスタとパン

フォカッチャなど、オリーブオイルが上手く使われているのは、サラダ(明日香村産の野菜のバイキング)のオリーブオイルと合う様にでしょうか。

20171209マジックショー

ランチをいただきながら、マジックショーを見せていただきました。

♪チャラララララ~♪という定番の曲と共にマジックショーが始まりました。

マジシャンの位置が南側だったので、外が明るすぎてやや見にくいし、後ろの方の席の方々は見えているのかな?とやや心配ですが、ショーそのものはとっても面白く、お客様や子供たちとマジシャンの会話が漫才のようで、とっても楽しい一時でした。

会話が面白いだけでなく、マジックも、こちらの予想を超える現象に驚かされました。

マジックはテレビでしか見たことがなかったけれど、笑いあり、驚きありで、生で見るのはなんて楽しいんだろうと思いました。


そして名物(?)の○×クイズ。

20171209○×クイズ

スタッフのコンビが絶妙で、「ジャジャン!」という掛け声が楽しい。

常連のお客様が多いからか、クイズそのものは簡単な様で、結局最後はじゃんけん大会。

商品はスタッフ手作りのリースやかご。葛のつるを使ったもので、温かみの伝わる素敵な景品でした。


最後はくずまん登場!

クリスマスのサンタバージョンでの登場に子供たちも大喜び。

20171209くずまん登場

記念写真も撮っていただきました。

20171209川本家くずまんと記念写真

初めて客として参加したイベントでしたが、葛のランチのおいしさももちろんですが、とても楽しいイベントで、あっという間の2時間でした。

子供が多くて家でのんびりする間もない私には、極上の一日となりました。

また、騒々しい子供たちを連れて行っても迷惑がらずに温かく見守ってくださった同席のF様、本当にありがとうございました。

実は、このイベントに参加された葛ソムリエのK様にクリスマスプレゼントをいただきました。

天極堂は本当に良いお客様に恵まれていると感じるとともに、もっともっと、良い商品、良いサービス、新しい情報の発信をしていきたいと思いました。

20171209クリスマスプレゼント

このイベントに関わった全ての方々に感謝申し上げます。
ありがとうございます。
本当に楽しかった♪

次のイベントも参加したいと思います。

09:35 | 天極堂店舗イベント | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

2017年、新葛の製造が始まっています。

2017年の新葛の製造が始まりました。

ここ数年は12月になってからということが多かったのですが、今年の冬は早く、もう葛が枯れ始め、根の掘り取り時期に入ったということでした。

今年の堀子さんは4名。

11月中旬ですでに2回目の粗葛の製造を済ませています。


まずは、山の中からよく超えた葛の根を掘ってきます。

201711葛の根

粉砕機に入れ、葛の根を細かく砕きます。

201711粉砕機

固い葛の根も、粉砕機に入れると繊維状にほぐれます。

繊維にからまるようにデンプンの白い粒が見えます。

201711葛根を粉砕アップ

砕いた葛の根は、水の中でデンプンをもみ出します。

昔から2層式洗濯機を使っています。

201711洗濯機に葛を入れる

洗濯漕で洗い、脱水で排水された汁の中には葛のデンプンが含まれています。

201711洗濯機

抹茶色の汁のどこに葛が!?と思いますが、1日たって上水を捨てると、桶の底には純白の吉野本葛が眠っています。

201711絞り汁

風邪を治すならこの茶色い汁を飲むと良いかもしれません。
この茶色い葛の晒し液は、イソフラボンがたっぷり。
その代り、苦みもえぐみもたっぷりです。
「良薬口に苦し」とはよく言ったものですよね。

吉野本葛で作った甘い葛もちに苦みとえぐみがあってはたまりません。

そこで、天極堂の工場内にある撹拌層を使って、
撹拌と沈澱、水の入れ替えを繰り返して「吉野晒」の製法で研ぎ挙げていくのです。

あれほど大きな葛の根ですが、純白の吉野本葛になるのは、わずか1割。

大切に大切に、ゆっくりと味わっていただけるとうれしいです。


<葛ソムリエのおすすめ商品>
吉野本葛100%のこだわり葛湯、「とこ若」は通信販売でもご購入いただけます。
「とこ若」 270円
14:39 | 吉野本葛の製造工程 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

2017年11月22日、小学校のPTAの方々が工場見学に来られました。

2017年11月22日、御所市内の小学校のPTAの方々が工場見学に来てくださいました。

11月は工場見学が多く、奈良県外だけでなく、滋賀県など県外からも工場見学にお越しくださいました。

天極堂の工場見学では、まず始めに葛ソムリエから天極堂の歴史と吉野本葛についてのお話をさせていただきます。

20171122葛ソムリエによる葛の説明

吉野本葛の原料となる葛という植物、吉野本葛の作り方、吉野本葛を使ってどのような料理やお菓子ができるかを説明させていただきます。

そして、いよいよ吉野本葛の製造工程を見学。

見学用白衣に身を包んだら、まずは吉野晒の製造工程へ。

20171122吉野晒工程見学

吉野本葛は撹拌とアク取り、沈殿と水替えを繰り返すことで純白に磨き上げられます。

冬場の水作業は冷たく辛い仕事ではありますが、「お客様の喜ぶ顔を想像しながら、おいしいと言ってもらえる製品作りを心がけています。」と、葛の匠はいつも言っています。

2階の乾燥工程を見た後は、箱詰めの現場を見ていただき、見学は終了。

お待ちかねの「葛まんじゅう作り教室」で出来立ての葛まんじゅうを試食いただきました。

20171122葛まんじゅう作り

天極堂は御所市の本社に来ていただいたお客様には1割引きで商品を販売しております。

今日も、たくさんのお買物を楽しんでいただきました。

何もない所ですが、わざわざ来ていただいたことに感謝です。


*一部、割引除外の商品もございます。



17:39 | 吉野本葛の製造工程 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

2017年9月15日(土)『葛からクズへ』シンポジウム参加

2017年9月15日(土)に愛知県で行われた『葛からクズへ』というテーマのシンポジウムに参加させていただきました。

20170105葛シンポジウム

私たちは今までクズという植物を磨き上げることで『吉野本葛』というすばらしい伝統食品を作り上げているという自負がありました。

葛という植物は秋の七草の一つで、古来より花の美しさを愛でられ、日本人には親しみ深い花の一つ。そんなイメージもありました。

しかし、初めてこのお話を聞いたとき、『強害草』という表現に驚きました。

よくよく考えると、電柱に巻き登ったり、電車の両側や高速道路の壁にも葛ははびこっていますし、クズを見かけない町などないというのは思い浮かびます。

しかし、『強害草』とまで言われると…。

そんな思いをもちながら参加させていただきました。


クズは昔、里山にあったものでした。

縄文時代が終わって弥生時代に入り、稲作文化が興った時、肥沃ではない日本の土地では「肥料」を使う必要がありました。

だから里山には田畑の他に肥料生産の為の「茅山」「柴山」「葛山」などを持っていました。

里山の景観は草地一色だったことでしょう。

そんな中でクズは葛粉の生産、葛布の生産、飼肥料に用いられたとされています。クズは利用するものであって、雑草ではありませんでした。

しかし戦後になってそれらの草地にスギやヒノキなどの針葉樹を植林させたため、クズは林地の『有害雑草』と呼ばれるようになりました。

『雑草』は人が生活圏の環境を作り変え維持することによって生まれるのだそうです。人にとって不都合なものは雑草と呼ばれるのだそうです。

そして今現在、放棄された林地にクズがはびこり、あふれ出るように耕作放棄地へ流れ込みます。
それだけにとどまらず、護岸工事や宅地開発などで里山の土が使われることにより、『土の移動』が起こりました。

里山の土に含まれる葛の根や節は、都会に持ち込まれ、河川や鉄道、公園の整備に使われ、数年後に芽吹きます。

クズは逞しく、生命力のある植物。初めはひょろひょろと生えているだけでも、3年もすればその成長のスピードは恐ろしく早く、誰も止めることはできません。

刈り取りを繰り返すことでつるが切られ、切られたことによって個体数が増え、成長スピードも増していくのです。

住宅やソーラーパネル、道路や鉄道を飲みこむ勢いで成長し続けるクズに対し、全てを取り除かなければ誰もクズの勢いを止めることもできなくなるのです。

今、繁殖し続けるクズ対策に、なんと166億円!ものお金が使われているのだそうです。


でも、思い出してください。
昔、クズと人は切っても切れないほどうまく暮らしていたのです。

天極堂ももちろんそうですが、このシンポジウムには静岡県から尾崎葛布の尾崎社長が来られ、貴重なお話を聞かせてくださいました。

20171015尾崎葛布

葛布の歴史は古く、芭蕉布や科布と合わせて三大古代布と呼ばれています。

平安貴族や武士に愛された葛布ですが、明治時代には『グラスファイバー』と呼ばれ、アメリカで壁紙に利用され、盛んに輸出されたそうです。

近年代替繊維の利用が増え、手間のかかる葛布は作る人も減り、産地も減り、静岡県で2社のみが葛布を作っておられるそう。

10kgのツルからはたったの1%しか繊維がとれず、手間も時間もかけないと作り上げることのできない布。それが葛布。


20170105葛布1

掛川市ではそんな葛布を次世代へ伝え、産業を守るだけでなく、クズを様々な方面で利用しようと「掛川市葛利活用委員会」が発足しました。

20170105葛布2

ここでは葛布作り体験、工業品への利用、葛花の利用などを視野に入れ、現在試験栽培もされています。

何が上手くいって、何に改善が必要かなどはまだまだこれからとのこと。私も応援したいと思います。


そして、もちろん天極堂も、葛ソムリエが葛の歴史や作り方など、お話をさせていただきました。

20171015天極堂

シンポジウムの午前中は、クズの利用方法について。

昼休憩をはさんでからは葛の被害報告とその対処法のお話に変わります。

20171015葛湯の試飲

ブレイクタイムで、天極堂から『葛湯』の提供をさせていただきました。

皆さん『クズは敵』という方々ばかりなので、午前中の話にも興味を持ってくださいましたし、初めて飲む葛湯にびっくり。中には葛湯好きの方もいらっしゃいましたが、一様に葛のおいしさ(意外な一面)を発見していただき、持ってきて本当によかったと思いました。

20171015伊藤先生

後半は林地、農地、鉄道、道路、河川、太陽光発電所それぞれにおける葛問題の現状と対策について話がありました。

最後、『クズと葛、地域の新たなシステムづくりについて』というテーマでディスカッションを行いました。

様々な立場の方から発言が相次ぎ、活発な討議が行われましたが、葛布にするクズは①真っ直ぐ素直でなければならない②初夏の当年茎③刈り取るだけではなく茹でや発酵の作業が必要…など条件がありますし、天極堂の葛粉にしても①3年以上山で育った大人の脚1本分はある大きな根っこ…などテーマとなっている農地、鉄道、道路、河川、太陽光発電所では採取できないものであることがわかりました。

まあ、これくらいの討議でこんな大問題が解決できるはずもありませんよね。

「今日が始まりです。」という結びの言葉に、力をもらったような気がします。

初めてのテーマ、初めてのジャンルの方々とご一緒できたことで、クズの新たな一面を見ることができました。

葛ソムリエとしてできることも知識もまだまだですが、「おいしい葛」や「健康と葛」を考え続けながらも「クズから生活を守る方法」や「クズの活用方法」を研究できるよう、アンテナを張り巡らせていたいと思います。

このような機会を与えてくださった掛川市のH様、伊藤先生を始め関係者の皆さま、そして葛ソムリエとしてご参加いただいたK様、ありがとうございました。


16:38 | 吉野本葛の原料「クズ」 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

2017年9月20日『田村薬品薬草園見学と葛のつる工芸ツアー』

2017年9月20日の葛の日に合わせ、『田村薬品薬草園見学と葛のつる工芸ツアー』を開催いたしました。

参加者15名で、うち11名が葛ソムリエの方々です。

9時55分に近鉄御所駅を出発し、田村薬品工業の薬草園へ向かいました。

総務の方にご挨拶いただいた後はいよいよ薬草園の見学に出発です。

スタッフ下井がツアーの旗を手作り♪

20170920出発

入口では皇太子殿下が植樹された時の話などをお聞かせていただきました。


20170920入口

ダイダイは落ちずに何年も実を実らせたままでいることから「先祖代々」とかけて、縁起物として使われることの多い植物。

などなどお話を聞きながらしばらく進むと、「キハダ」が。

20170920キハダ

「キハダ」の樹皮を削ってもらい、みんなでなめてみました。

苦い!

20170920キハダをなめる

その後、「ステビア」の葉をなめてみると、

甘い!!!!

ただ見るだけではなく、いろんな楽しみ方をさせていただきました。

20170920ステビア

藤原京の時代にも薬草の研究がされていたそうで、木簡も発見されているそう。

20170920藤原京薬草園

薬草園は広く、どんどん進んでいきます。

20170920薬草園見学

もちろん「クズ」もあります。

小さいけれどお花も咲いていましたし、風向きによってはとても良い香りを楽しむことができました。

20170920葛

金剛葛城山系には様々な植物があるのですが、心無い方が採って帰ってしまうことがあるそうで、保存と研究のためにこちらに植えることになったそうです。

20170920金剛葛城植物

普通お料理で使うシナモンとはまた違う木だそうですが、根っこはシナモンの香り。
みんなで匂いを嗅いでみました。

20170920ニッケイ

薬草園の隣には広大な土地に「シャクナゲ」が植えられています。今は秋なので、次は花の季節(ゴールデンウィーク前後が見頃だそうです)に来てみたいですね。

そして蓮の池。

20170920蓮


本当に様々な植物を見せていただき、お話も沢山伺うことができました。

田村薬品の皆さま、本当にありがとうございました!!


さて、バスに乗り込み、次は飛鳥彩瑠璃の丘天極堂テラスへ。

まずはこのツアー参加者の為だけの特別なランチを召し上がっていただきました。

そして13時からはいよいよ葛のつる工芸の始まり。

20170920つる工芸見本

今回のつる工芸でも、皆さん思い思いに素敵な作品を仕上げていかれます。

20170920つる工芸作業中

基本の編み方を教えるのは同じなのに、皆さん大きさも形も風合いも違う作品ができるのが面白いですよね!

20170920くずまんと

天極堂のイメージキャラクター「くずまん」くんも葛のつる工芸を見に来てくれました。

20170920集合写真

今回のツアー参加者は埼玉、愛知、大阪、兵庫など遠方から参加いただいた方が多く、泊りで来ていただいた方もいらっしゃいます。

皆さん、素敵な良い思い出を持って帰っていただけてると嬉しいです。

参加いただいた皆様、田村薬品の皆様、バスの運転手様、丸一日かけてツルの準備をしてくれたスタッフにも感謝です。

本当にありがとうございました。

来年も素敵な企画を考えますので、是非ご参加くださいませ。
12:19 | 葛のつる工芸 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

2017年9月13日 広島県向原での葛の出前授業

2017年9月13日 広島県向原で葛の出前授業を行ってきました。

20170913冊子

葛ソムリエを呼んでくれたのは「えんがわ創作プロジェクト」
「ひろしまさとやま未来博」の一環で、
参加する人も主催する人も里山の未来を一緒に作ろうという企画です。

自分で発見する楽しさ、
自分で工夫する楽しさ、
仲間と暮らしを作る楽しさ。

そんな、さとやまの楽しさを経験する活動を行っているそうです。

今回は「えんがわ創作プロジェクト」さんが
葛ソムリエから学ぶ葛料理と、その有効利用の現状
ということで、葛料理の基本と、葛という植物についてお話をしてきました。

20170913入口

場所は「カフェギャラリーえんがわ」

20170913玄関

古民家をリフォームした素敵な建物で、
漆のアクセサリーや、染め物、絵画、洋服など様々な手作りの品々が並んでいます。

20170913室内の様子

居心地がよく、ほっとくつろげる店内では、お食事ができ、
マクロビスイーツや天然酵母の食パンのテイクアウトもできるそう。

20170913マクロビケーキ

そうそう、肝心の講義内容ですが、
葛の基礎知識と葛料理の基本というテーマをいただいておりました。

お昼開始のイベントの為、あいさつもそこそこにまずは葛料理。
葛うどん(吉野本葛でお出しにとろみをつけたあんをかけていただきます)と胡麻豆腐。そしてデザートに葛饅頭を作りました。

20170913調理風景

ここでお話したのは、作り立てがおいしいということ。
葛は作り立てが一番。とろーりつややかなあんをかけていただくおうどんは、だしが良く絡んで旨味を余すところなく味わえます。また、胡麻豆腐も作り立てのもちもち感を味わえます。そして葛まんじゅう。やっぱり透明感があって食感もぷりっぷりの方がいいに決まっています。

せっかく貴重な材料、吉野本葛を使うのですから、最高に美味しい状態で召し上がっていただきたい。だから、お家へ持って帰ることはできません。ご家族に食べさせてあげたい時は、ぜひまたお家で作ってください。

みなさん、本当においしそうに食べてくださって、作ってよかったなって思いました。

そして食後は葛のお話。

葛は根も花も葉もつるも、全ての部分を活用することができるすぐれた植物です。でも、葛が利用されなくなり、葛が放置されることでどんどん葛がはびこり、害草のイメージが強いのも事実です。そこで、今日のお話を通して、邪魔者扱いされている葛を少しでも有効活用していただきたいなと思いました。

吉野本葛天極堂 葛の花 咲いてるところ

今は葛の花が満開です。

葛の花は肝機能を高めてくれる薬にもなるんです。薬とまではいきませんが、せっかくいい香りのお花なので、ハーブティーとして召し上がっていただけると嬉しいです。葛の花を摘んだらさっと洗って新聞紙の上に広げて干します。乾燥したら小瓶に乾燥材と共に入れておけば保存しておくこともできます。

吉野本葛天極堂 葛の花 乾燥(3日)

葛の花を少量カップに入れて熱湯を注げば、葛の花の香りがふわっと立ち上り、癒しのひとときに。煎じてないので二日酔いの薬とまではいきませんが、デトックス効果で身体がすっきりしますよ。是非お試しください。

20170913えんがわ

「カフェギャラリーえんがわ」には、その名の通り素敵な「えんがわ」があり、たくさんの手作り小物や古いものが大切に飾られています。

20170913玄関から見た景色

帰りに玄関を開けると、広島の里山の風景が目に飛び込んできました。
昼間はお話しなければならないことで頭が膨れ上がっていて、景色を見る余裕がなかったようです(笑)

向原駅につくと、たった4時間しかいなかったのに、既に懐かしいように感じるから不思議ですね。

20170913駅

今回のイベントは主催者も参加者も、本当に温かみのある方々ばかりでした。

葛粉を使ったお料理だけでなく、葛布にも興味を持っていただくことができました。

葛布は美しく、私たちが忘れてしまった様々なものを思い出させてくれます。

全てを昔に戻すことはできませんが、「さとやま」を大切に思い、暮らし方を見つめなおす機会になるといいなと思いました。

大切な子供たちに何を残してあげるのか、何を伝えてあげるのか、今考えないと、もう後はないのではないか。そんな風にも思いますが、今の生活も大切。あせらず、でもしっかりと考えないと。そんな風に思った一日でした。


主催の田村さん、参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
このイベントでお会いできたのも御縁あってのことです。
一緒に食事ができたこと、お話しできたことに感謝しております。
まだまだ発展途上の私の話を聞いてくださってありがとうございました。
不明な点はいつでも、気軽に、ご連絡くださいませ。
全力でお答えさせていただきます!

川本あづみ
14:52 | 吉野本葛の原料「クズ」 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

2017年8月21日(月)高校生の工場見学

2017年8月21日(月)に奈良県内の高校生が天極堂の工場へ吉野本葛の工場見学に来てくださいました。

まずは葛ソムリエの川本から吉野本葛についてのお話をさせていただきました。

20180821工場見学1

奈良県の伝統産業である「吉野本葛」は「クズ」という植物の根からとれるデンプンのこと。
冬に葛の根を掘り出し、つぶして澱粉をもみ出したら、工場内で「吉野晒し」の製法で洗います。

20180821工場見学2

始めは茶色い泡(アク)がたくさん出ますが、何度も撹拌と沈澱と水の入れ替えを繰り返すうちに純白の吉野本葛になります。

20180821工場見学3

撹拌槽から細長い舟に移したら、乾燥しやすい大きさに切って並べます。
エレベーターで2階に運ばれた葛は乾燥室の中へ。

20180821工場見学6

32代の巨大扇風機で空気を循環させることで水分を16%未満にします。

20180821工場見学4

出来上がった製品は検査を受け、合格したものを箱詰めし、吉野本葛の完成です。

そして、工場見学の後に、葛餅作りに挑戦していただきました。

20180821工場見学5

まずはお鍋の中に葛粉、砂糖、水を入れて良く溶かします。

20180821工場見学7

火にかけて混ぜ続けると、鍋の底から透明の固まりができてきます。

20180821工場見学8

しっかりと手早く練り上げると、全体が透明になり、お餅の出来上がり。

20180821工場見学9

型に入れて氷水で冷やしたら、葛もちの完成です。

20180821工場見学10

予定の1時間をはるかに超える2時間の学習となってしまいましたが、しっかりと話を聞き、たくさんの質問をしてくださいました。

来社いただいたことに感謝です。

素敵なレポート、楽しみにしています。

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