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2017年9月15日(土)『葛からクズへ』シンポジウム参加

2017年9月15日(土)に愛知県で行われた『葛からクズへ』というテーマのシンポジウムに参加させていただきました。

20170105葛シンポジウム

私たちは今までクズという植物を磨き上げることで『吉野本葛』というすばらしい伝統食品を作り上げているという自負がありました。

葛という植物は秋の七草の一つで、古来より花の美しさを愛でられ、日本人には親しみ深い花の一つ。そんなイメージもありました。

しかし、初めてこのお話を聞いたとき、『強害草』という表現に驚きました。

よくよく考えると、電柱に巻き登ったり、電車の両側や高速道路の壁にも葛ははびこっていますし、クズを見かけない町などないというのは思い浮かびます。

しかし、『強害草』とまで言われると…。

そんな思いをもちながら参加させていただきました。


クズは昔、里山にあったものでした。

縄文時代が終わって弥生時代に入り、稲作文化が興った時、肥沃ではない日本の土地では「肥料」を使う必要がありました。

だから里山には田畑の他に肥料生産の為の「茅山」「柴山」「葛山」などを持っていました。

里山の景観は草地一色だったことでしょう。

そんな中でクズは葛粉の生産、葛布の生産、飼肥料に用いられたとされています。クズは利用するものであって、雑草ではありませんでした。

しかし戦後になってそれらの草地にスギやヒノキなどの針葉樹を植林させたため、クズは林地の『有害雑草』と呼ばれるようになりました。

『雑草』は人が生活圏の環境を作り変え維持することによって生まれるのだそうです。人にとって不都合なものは雑草と呼ばれるのだそうです。

そして今現在、放棄された林地にクズがはびこり、あふれ出るように耕作放棄地へ流れ込みます。
それだけにとどまらず、護岸工事や宅地開発などで里山の土が使われることにより、『土の移動』が起こりました。

里山の土に含まれる葛の根や節は、都会に持ち込まれ、河川や鉄道、公園の整備に使われ、数年後に芽吹きます。

クズは逞しく、生命力のある植物。初めはひょろひょろと生えているだけでも、3年もすればその成長のスピードは恐ろしく早く、誰も止めることはできません。

刈り取りを繰り返すことでつるが切られ、切られたことによって個体数が増え、成長スピードも増していくのです。

住宅やソーラーパネル、道路や鉄道を飲みこむ勢いで成長し続けるクズに対し、全てを取り除かなければ誰もクズの勢いを止めることもできなくなるのです。

今、繁殖し続けるクズ対策に、なんと166億円!ものお金が使われているのだそうです。


でも、思い出してください。
昔、クズと人は切っても切れないほどうまく暮らしていたのです。

天極堂ももちろんそうですが、このシンポジウムには静岡県から尾崎葛布の尾崎社長が来られ、貴重なお話を聞かせてくださいました。

20171015尾崎葛布

葛布の歴史は古く、芭蕉布や科布と合わせて三大古代布と呼ばれています。

平安貴族や武士に愛された葛布ですが、明治時代には『グラスファイバー』と呼ばれ、アメリカで壁紙に利用され、盛んに輸出されたそうです。

近年代替繊維の利用が増え、手間のかかる葛布は作る人も減り、産地も減り、静岡県で2社のみが葛布を作っておられるそう。

10kgのツルからはたったの1%しか繊維がとれず、手間も時間もかけないと作り上げることのできない布。それが葛布。


20170105葛布1

掛川市ではそんな葛布を次世代へ伝え、産業を守るだけでなく、クズを様々な方面で利用しようと「掛川市葛利活用委員会」が発足しました。

20170105葛布2

ここでは葛布作り体験、工業品への利用、葛花の利用などを視野に入れ、現在試験栽培もされています。

何が上手くいって、何に改善が必要かなどはまだまだこれからとのこと。私も応援したいと思います。


そして、もちろん天極堂も、葛ソムリエが葛の歴史や作り方など、お話をさせていただきました。

20171015天極堂

シンポジウムの午前中は、クズの利用方法について。

昼休憩をはさんでからは葛の被害報告とその対処法のお話に変わります。

20171015葛湯の試飲

ブレイクタイムで、天極堂から『葛湯』の提供をさせていただきました。

皆さん『クズは敵』という方々ばかりなので、午前中の話にも興味を持ってくださいましたし、初めて飲む葛湯にびっくり。中には葛湯好きの方もいらっしゃいましたが、一様に葛のおいしさ(意外な一面)を発見していただき、持ってきて本当によかったと思いました。

20171015伊藤先生

後半は林地、農地、鉄道、道路、河川、太陽光発電所それぞれにおける葛問題の現状と対策について話がありました。

最後、『クズと葛、地域の新たなシステムづくりについて』というテーマでディスカッションを行いました。

様々な立場の方から発言が相次ぎ、活発な討議が行われましたが、葛布にするクズは①真っ直ぐ素直でなければならない②初夏の当年茎③刈り取るだけではなく茹でや発酵の作業が必要…など条件がありますし、天極堂の葛粉にしても①3年以上山で育った大人の脚1本分はある大きな根っこ…などテーマとなっている農地、鉄道、道路、河川、太陽光発電所では採取できないものであることがわかりました。

まあ、これくらいの討議でこんな大問題が解決できるはずもありませんよね。

「今日が始まりです。」という結びの言葉に、力をもらったような気がします。

初めてのテーマ、初めてのジャンルの方々とご一緒できたことで、クズの新たな一面を見ることができました。

葛ソムリエとしてできることも知識もまだまだですが、「おいしい葛」や「健康と葛」を考え続けながらも「クズから生活を守る方法」や「クズの活用方法」を研究できるよう、アンテナを張り巡らせていたいと思います。

このような機会を与えてくださった掛川市のH様、伊藤先生を始め関係者の皆さま、そして葛ソムリエとしてご参加いただいたK様、ありがとうございました。


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16:38 | 吉野本葛の原料「クズ」 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

2017年9月20日『田村薬品薬草園見学と葛のつる工芸ツアー』

2017年9月20日の葛の日に合わせ、『田村薬品薬草園見学と葛のつる工芸ツアー』を開催いたしました。

参加者15名で、うち11名が葛ソムリエの方々です。

9時55分に近鉄御所駅を出発し、田村薬品工業の薬草園へ向かいました。

総務の方にご挨拶いただいた後はいよいよ薬草園の見学に出発です。

スタッフ下井がツアーの旗を手作り♪

20170920出発

入口では皇太子殿下が植樹された時の話などをお聞かせていただきました。


20170920入口

ダイダイは落ちずに何年も実を実らせたままでいることから「先祖代々」とかけて、縁起物として使われることの多い植物。

などなどお話を聞きながらしばらく進むと、「キハダ」が。

20170920キハダ

「キハダ」の樹皮を削ってもらい、みんなでなめてみました。

苦い!

20170920キハダをなめる

その後、「ステビア」の葉をなめてみると、

甘い!!!!

ただ見るだけではなく、いろんな楽しみ方をさせていただきました。

20170920ステビア

藤原京の時代にも薬草の研究がされていたそうで、木簡も発見されているそう。

20170920藤原京薬草園

薬草園は広く、どんどん進んでいきます。

20170920薬草園見学

もちろん「クズ」もあります。

小さいけれどお花も咲いていましたし、風向きによってはとても良い香りを楽しむことができました。

20170920葛

金剛葛城山系には様々な植物があるのですが、心無い方が採って帰ってしまうことがあるそうで、保存と研究のためにこちらに植えることになったそうです。

20170920金剛葛城植物

普通お料理で使うシナモンとはまた違う木だそうですが、根っこはシナモンの香り。
みんなで匂いを嗅いでみました。

20170920ニッケイ

薬草園の隣には広大な土地に「シャクナゲ」が植えられています。今は秋なので、次は花の季節(ゴールデンウィーク前後が見頃だそうです)に来てみたいですね。

そして蓮の池。

20170920蓮


本当に様々な植物を見せていただき、お話も沢山伺うことができました。

田村薬品の皆さま、本当にありがとうございました!!


さて、バスに乗り込み、次は飛鳥彩瑠璃の丘天極堂テラスへ。

まずはこのツアー参加者の為だけの特別なランチを召し上がっていただきました。

そして13時からはいよいよ葛のつる工芸の始まり。

20170920つる工芸見本

今回のつる工芸でも、皆さん思い思いに素敵な作品を仕上げていかれます。

20170920つる工芸作業中

基本の編み方を教えるのは同じなのに、皆さん大きさも形も風合いも違う作品ができるのが面白いですよね!

20170920くずまんと

天極堂のイメージキャラクター「くずまん」くんも葛のつる工芸を見に来てくれました。

20170920集合写真

今回のツアー参加者は埼玉、愛知、大阪、兵庫など遠方から参加いただいた方が多く、泊りで来ていただいた方もいらっしゃいます。

皆さん、素敵な良い思い出を持って帰っていただけてると嬉しいです。

参加いただいた皆様、田村薬品の皆様、バスの運転手様、丸一日かけてツルの準備をしてくれたスタッフにも感謝です。

本当にありがとうございました。

来年も素敵な企画を考えますので、是非ご参加くださいませ。
12:19 | 葛のつる工芸 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

2017年9月13日 広島県向原での葛の出前授業

2017年9月13日 広島県向原で葛の出前授業を行ってきました。

20170913冊子

葛ソムリエを呼んでくれたのは「えんがわ創作プロジェクト」
「ひろしまさとやま未来博」の一環で、
参加する人も主催する人も里山の未来を一緒に作ろうという企画です。

自分で発見する楽しさ、
自分で工夫する楽しさ、
仲間と暮らしを作る楽しさ。

そんな、さとやまの楽しさを経験する活動を行っているそうです。

今回は「えんがわ創作プロジェクト」さんが
葛ソムリエから学ぶ葛料理と、その有効利用の現状
ということで、葛料理の基本と、葛という植物についてお話をしてきました。

20170913入口

場所は「カフェギャラリーえんがわ」

20170913玄関

古民家をリフォームした素敵な建物で、
漆のアクセサリーや、染め物、絵画、洋服など様々な手作りの品々が並んでいます。

20170913室内の様子

居心地がよく、ほっとくつろげる店内では、お食事ができ、
マクロビスイーツや天然酵母の食パンのテイクアウトもできるそう。

20170913マクロビケーキ

そうそう、肝心の講義内容ですが、
葛の基礎知識と葛料理の基本というテーマをいただいておりました。

お昼開始のイベントの為、あいさつもそこそこにまずは葛料理。
葛うどん(吉野本葛でお出しにとろみをつけたあんをかけていただきます)と胡麻豆腐。そしてデザートに葛饅頭を作りました。

20170913調理風景

ここでお話したのは、作り立てがおいしいということ。
葛は作り立てが一番。とろーりつややかなあんをかけていただくおうどんは、だしが良く絡んで旨味を余すところなく味わえます。また、胡麻豆腐も作り立てのもちもち感を味わえます。そして葛まんじゅう。やっぱり透明感があって食感もぷりっぷりの方がいいに決まっています。

せっかく貴重な材料、吉野本葛を使うのですから、最高に美味しい状態で召し上がっていただきたい。だから、お家へ持って帰ることはできません。ご家族に食べさせてあげたい時は、ぜひまたお家で作ってください。

みなさん、本当においしそうに食べてくださって、作ってよかったなって思いました。

そして食後は葛のお話。

葛は根も花も葉もつるも、全ての部分を活用することができるすぐれた植物です。でも、葛が利用されなくなり、葛が放置されることでどんどん葛がはびこり、害草のイメージが強いのも事実です。そこで、今日のお話を通して、邪魔者扱いされている葛を少しでも有効活用していただきたいなと思いました。

吉野本葛天極堂 葛の花 咲いてるところ

今は葛の花が満開です。

葛の花は肝機能を高めてくれる薬にもなるんです。薬とまではいきませんが、せっかくいい香りのお花なので、ハーブティーとして召し上がっていただけると嬉しいです。葛の花を摘んだらさっと洗って新聞紙の上に広げて干します。乾燥したら小瓶に乾燥材と共に入れておけば保存しておくこともできます。

吉野本葛天極堂 葛の花 乾燥(3日)

葛の花を少量カップに入れて熱湯を注げば、葛の花の香りがふわっと立ち上り、癒しのひとときに。煎じてないので二日酔いの薬とまではいきませんが、デトックス効果で身体がすっきりしますよ。是非お試しください。

20170913えんがわ

「カフェギャラリーえんがわ」には、その名の通り素敵な「えんがわ」があり、たくさんの手作り小物や古いものが大切に飾られています。

20170913玄関から見た景色

帰りに玄関を開けると、広島の里山の風景が目に飛び込んできました。
昼間はお話しなければならないことで頭が膨れ上がっていて、景色を見る余裕がなかったようです(笑)

向原駅につくと、たった4時間しかいなかったのに、既に懐かしいように感じるから不思議ですね。

20170913駅

今回のイベントは主催者も参加者も、本当に温かみのある方々ばかりでした。

葛粉を使ったお料理だけでなく、葛布にも興味を持っていただくことができました。

葛布は美しく、私たちが忘れてしまった様々なものを思い出させてくれます。

全てを昔に戻すことはできませんが、「さとやま」を大切に思い、暮らし方を見つめなおす機会になるといいなと思いました。

大切な子供たちに何を残してあげるのか、何を伝えてあげるのか、今考えないと、もう後はないのではないか。そんな風にも思いますが、今の生活も大切。あせらず、でもしっかりと考えないと。そんな風に思った一日でした。


主催の田村さん、参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
このイベントでお会いできたのも御縁あってのことです。
一緒に食事ができたこと、お話しできたことに感謝しております。
まだまだ発展途上の私の話を聞いてくださってありがとうございました。
不明な点はいつでも、気軽に、ご連絡くださいませ。
全力でお答えさせていただきます!

川本あづみ
14:52 | 吉野本葛の原料「クズ」 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

2017年8月21日(月)高校生の工場見学

2017年8月21日(月)に奈良県内の高校生が天極堂の工場へ吉野本葛の工場見学に来てくださいました。

まずは葛ソムリエの川本から吉野本葛についてのお話をさせていただきました。

20180821工場見学1

奈良県の伝統産業である「吉野本葛」は「クズ」という植物の根からとれるデンプンのこと。
冬に葛の根を掘り出し、つぶして澱粉をもみ出したら、工場内で「吉野晒し」の製法で洗います。

20180821工場見学2

始めは茶色い泡(アク)がたくさん出ますが、何度も撹拌と沈澱と水の入れ替えを繰り返すうちに純白の吉野本葛になります。

20180821工場見学3

撹拌槽から細長い舟に移したら、乾燥しやすい大きさに切って並べます。
エレベーターで2階に運ばれた葛は乾燥室の中へ。

20180821工場見学6

32代の巨大扇風機で空気を循環させることで水分を16%未満にします。

20180821工場見学4

出来上がった製品は検査を受け、合格したものを箱詰めし、吉野本葛の完成です。

そして、工場見学の後に、葛餅作りに挑戦していただきました。

20180821工場見学5

まずはお鍋の中に葛粉、砂糖、水を入れて良く溶かします。

20180821工場見学7

火にかけて混ぜ続けると、鍋の底から透明の固まりができてきます。

20180821工場見学8

しっかりと手早く練り上げると、全体が透明になり、お餅の出来上がり。

20180821工場見学9

型に入れて氷水で冷やしたら、葛もちの完成です。

20180821工場見学10

予定の1時間をはるかに超える2時間の学習となってしまいましたが、しっかりと話を聞き、たくさんの質問をしてくださいました。

来社いただいたことに感謝です。

素敵なレポート、楽しみにしています。

jrなら駅_葛餅500.jpg




11:48 | 吉野本葛の製造工程 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

2017年7月28日 工場見学

2017年7月28日 桜井高校の生徒さんが工場見学に来てくれました。

奈良の産業を勉強するということで、吉野本葛をテーマに選んでくれた学生さんが工場見学に来てくれました。

吉野本葛についての話をした後、吉野本葛の製造現場を工程に従って工場見学していただき、最後に葛もちを作って食べていただきました。

吉野本葛については知らないし、馴染みもないという子供達でしたが、葛もちはおいしかったと喜んでくれました。

彼らがどんなレポートを書いてくれるのか、楽しみにしています!

0728桜井高校500

12:18 | 吉野本葛の製造工程 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

いつでもすぐに飲める葛湯『クデュウー』誕生!

7月1日販売開始の新商品、『クデュウー』はもうお試しいただけましたか?

クデュウー夏イメージ葛葉

風邪をひいたら葛湯、お腹をこわしたら葛湯。

昔は日々の健康のためによく葛湯を飲んだものです。

生活の知恵ですね。

葛をコップに入れて少量の水で溶き、熱湯を注いでかきまぜたら好みで砂糖を少し。

甘みもとろみも自分で調節しました。

作るのが楽しかった。

しかしライフスタイルが変わり、「葛湯を作るのは面倒だ」という声が上がりました。

葛粉作りには頑固でも、飲み方は柔軟に。 今の世代に愛されるものを作りたい。

そこで作り上げたのが、すぐに飲むことができる葛湯『クデュウー』です。

時間がたっても固らないように特別な製法で作り上げた葛液を使用しています。

開発を重ねる中で新たなテーマが上がりました。

“機能性”

ただおいしい葛湯ではなく、体に良いものを。

そしてお肌の乾燥が気になる方にもうれしい、りんご味の『クデュウー』が誕生しました。

「風邪をひいたらクデュウー、お腹をこわしたらクデュウー。美容にもクデュウー。」

そんな風に次世代にも語り継がれるような『クデュウー』を作り続けていきたいと、

今日も品質管理課では次の『クデュウー』を考えています。



『クデュウー』リンゴ味をまずは少量試したい方に、1本324円(送料別)。

201707_クデュウー_1本


お肌の悩みを改善すべく、2週間お試ししたい方に、送料無料、14本入り4000円。

14個入り真俯瞰500


*送料無料の特別価格4000円は今月までのサービスです。
 来月からは通常価格4536円+送料となります。
 

12:29 | 吉野本葛の新たな挑戦 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

2017年6月14日 工場見学

2017年6月14日(水)に、平群町教育委員会の生涯学習で、30名のお客様が吉野本葛の工場見学に来てくださいました。

2017年6月14日 工場見学1

まず始めに社長のあいさつ。

お話の中では「葛を食べ続けているので、葛製造組合のメンバーは誰一人禿げていない。」とか、「私(社長)の骨密度は二十歳の男性よりはるかに高い(丈夫)です。」など、実体験を交えた葛のお話で、みなさん興味津々で聞いておられました。

そして、工場見学。

吉野本葛の製造工程(吉野晒、乾燥、箱詰め)をすべて見たいただきいました。

工場見学の後は吉野本葛を使った葛もち作り。

2017年6月14日 工場見学2

1班につき10人分の葛もちを練るのだから大変です。

2017年6月14日 工場見学3

皆さん協力をしながら練り上げ、おいしい葛もちを召し上がっていただけました。

会議室に特別に準備したお買いものスペースでは直ぐに食べられる葛もち葛水羊羹も用意したのですが、社長のお話を受けてか、吉野本葛をたくさんお買い上げいただきました。

工場見学で実際に製造工程を見ていただき、良さを分かったうえでお買物をしていただけると、こちらもとても嬉しい気持ちになります。

少しづつ少しづつ、吉野本葛の「いいところ」を伝えていきたいと思います。



10:54 | 吉野本葛の製造工程 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

静岡県掛川市で「葛利用委員会」が発足

「葛」活用探る委員会 葛布文化継承、生産体験も

20170611葛活用探る委員会

6月11日の読売新聞にこんな記事が掲載されました。

記事によると、掛川市の伝統産業「葛布」の振興を図るため、葛の魅力や利用法などを調査する「葛利用委員会」が発足したということです。

実は天極堂も昨年から何度かご担当の方とお話をしており、このような事をしたいというお話は聞いていたのですが、正式に委員会が発足したとの知らせを聞き、本当に嬉しく思いました。

目的の一つとしては「葛布」の振興を図ることがありますが、葛葉の飼料化、葛布作りの体験講座、化粧品やサプリメントとしての葛の活用なども考えるとともに、耕作放棄地対策も考えておられるようです。

1300年以上も昔から私たちと共に存在し続けていた葛、根も葉も花も余すところなく使うことのできる葛、有効成分をたくさん含んだ葛、生命力にあふれた葛。

記事の締めくくりにはこう書かれています。

委員会は、葛布の新たな需要開発や多方面での利用の可能性を探る。更に、「葛布文化」を持続させ、次世代への継承と地域活性化につなげることも目指す。

これは私がずっとずっと思い続けてきた夢の実現のようにも感じます。(もちろん私の場合は「葛布」ではなく「葛粉」がメインなのですが。)

島根県出雲にも葛を扱っているところがあります。また、九州も葛粉の産地です。

静岡県、奈良県、島根県、九州と、全国の葛に関する人たちが集まって、いつか「葛サミット」を開催したいです。今後の注目すべき資源として「葛」が見直される日が、近い将来来るのではないでしょうか。



*このブログのジャンル設定を「吉野本葛の新たな挑戦」に入れましたが、吉野本葛にはとどまりませんよね。ですが、分類上「新たな挑戦」にいれたかったという気持ちがありますので、ご了承ください。
09:08 | 吉野本葛の新たな挑戦 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

『吉野本葛』を食べ続けることで基礎体温が1℃も上がる!?

こんにちは。葛ソムリエの川本です。
今日は『吉野本葛を食べ続けることでいいことがあるっ!!』というご報告です。

天極堂では奈良県の伝統産業である吉野本葛をもっと多くの方に広めたいという思いから『葛ソムリエ』という資格制度を作っています。

先日お1人の葛ソムリエ様から、こんなうれしいお電話をいただきました。

「2年前、天極堂と出会い、プレミアム工場見学に参加し、葛ソムリエにもなって、その間毎日毎日を食べ続けていたところ、2年間で歯を支えている骨が太くなり、びっくりしました。を食べることで骨が太くなるということは、2年前のレントゲン写真と今年のレントゲン写真を比べればわかるし、歯医者の先生も驚くような話なんです!

歯の不調でインプラントをしたくても、土台となる骨がしっかりしていないとインプラントをすることができないが、を食べて骨がこんなに太くなるなら、是非もっと多くの方に知らせたい。」

という内容でした。

この方は、せっかく体に良いだけど砂糖を摂りすぎるとよくないという理由で、葛菓子は召し上がらず、葛粉・すり胡麻・ココア・はだか麦などを混ぜ合わせた特製葛湯をご自身で作って毎朝召し上がっているそうです。

この報告があまりにうれしくて、先日、別の葛ソムリエ様と連絡を取る期会にそのお話をしてみました。

すると、その方からはこんなメールをいただいたのです。

「私は昨年購入して以来、週に5日は昼食時に葛ねりを食べ続けていました。その他にもカレーやシチューは市販のルウを使うのをやめ、牛乳やカレー粉に葛粉でとろみをつけて食べるのを週に1〜2回。

これまではカレーやシチューは胃もたれしてあまり好きじゃなかったのですが、葛粉に切り替えてからは大盛りでもペロリと食べられるようになり、自分でも驚いています。

そしてさらに驚いたのは、基礎体温が1度近く上がったこと!

3月に感染症にかかった時期に毎日体温を計っていたのですが、体調がよくなっても高いまま(私の場合は36.5度は微熱にはいる)でしたので最初は「微熱が続くなんてまだどっか悪いのかも...」と不安でたまりませんでした。若い時からずっと35.5度くらいが普通でしたから。

それが、葛粉を取り入れるようになって約半年で36.3〜5度が普通になっていました。運動など何か特別なことを始めたわけでもありません。

私の場合は、葛粉を日常的に取ることにより血流がよくなって体温が上がったとしか考えられません。の効能の素晴らしさを身を以て体験し感動しました。

葛ソムリエを受講したおかげで元気で長生きできそうです!ありがとうございます😊」

なんだか、吉野本葛を食べ続けることでこんなに嬉しい事が起こるのが、うれしくてうれしくて。
今日は少しでも多くの方にこの事実を知っていただきたくてブログを書いてみました。

そういえば私も天極堂に入社して2年目から冷え性が治り、体温が1℃上がっているんです。子供を産むことで体質が変わったのかなとも思っていましたが、葛ソムリエさんのお話を考えると、のおかげかもしれませんね。

また、4人の子供たちは全員離乳食から吉野本葛を食べさせていますが、どの子も大病知らずですし、先日骨折した二男も、お医者様の診断では1ヶ月でギブスを取って2か月目から様子を見て運動…ということだったのが、2週間でギブスが取れて、3週目には運動会でアンカーを走り切ることができました。これも、のおかげかもしれません。

知らず知らずのうちの吉野本葛を食べ続けていたことで家族みんな健康でいられたのですね。驚きと喜びでいっぱいです。

ある葛ソムリエ様は、「吉野本葛は値段が高いけど、病気になったり寝たきりになる時間や費用、家族への負担を考えれば、毎日吉野本葛を食べ続けるなんて安いくらい」とおっしゃっていましたが、ようやくその意味を実感できました!

11:29 | クズの薬効 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

2017年4月18・22日 葛ソムリエ講義

2017年4月18・22日に葛ソムリエ第6期生の講義を行いました。

まず始めに社長より挨拶をさせていただきました。

201704221

いよいよ講義スタート。葛ソムリエの岡本から葛ソムリエ読本に基づいて、スライドを使って説明があります。

201704222

昼食も自分たちで作ります。

201704223

今日のランチは吉野本葛でとろみをつけた葛うどん(吉野うどん)と、もっちりとした弾力が自慢の胡麻豆腐です。

昼食の後は吉野本葛の製造工程を見学しました。

そしてまたまたおやつ作り。

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昼食同様、全員で葛もち、葛まんじゅう、葛きりの三品を作っていただきました。

そして続く座学は『成分面からみた葛澱粉』ということで、畿央大学客員教授で薬学博士の北田先生の講義へと続きます。

201704225

午後からの眠い時間ですが、葛の花の香水やドクダミなど実物もご用意いただいているため、興味を持って授業を受けられました。

最後は神戸大学名誉教授の津川先生による『葛の四方山話』。製葛産業をまとめた『製葛録』の著者、大蔵永常の生涯についてお話しいただきました。

今年は社内9名、一般19名、合計38名の方が講義を受けてくださいました。

試験に受かっていただくことはもちろんですが、葛を愛し、葛の伝道師として活躍していただけることを心より願っています。



既に数名の受講者からメールやファックスで質問が寄せられています。

5月13日の本試験、みなさんがんばってください!!!


14:13 | 津川先生の葛の話 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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